シナールによる副作用
シナールとは
シナール(Cinal)とは、不足しているビタミンCとパントテン酸を補給するためのお薬です。
主に、シミ、ソバカスの治療(美白)や、貧血薬である鉄剤の吸収を良くするために利用されています。
本剤の主成分は、アスコルビン酸(Ascorbic Acid)つまりビタミンCと、パントテン酸カルシウム(Calcium Pantothenate)です。
ビタミンCは、骨や血管の線維成分(コラーゲン)、皮膚、腱等の生成や、シミの原因であるメラニン色素を抑制したり、身体の抵抗力を強化する効果が期待されます。
パントテン酸(ビタミンB5)は、脂質、当分、蛋白質等の代謝、及び、皮膚を正常に保持する効果が期待されます。
これらの相乗効果により、皮膚を内側から補強する効果が期待されます。
適応症は以下の通りです。
・本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し,食事からの摂取が不十分な際の補給
・消耗性疾患
・妊産婦
・授乳婦等
・炎症後の色素沈着
本剤は、塩野義製薬株式会社により製造販売されています。
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主な副作用
シナールの主な副作用は、以下の通りです。
・胃不快感がある
・悪心がある
・嘔吐する
・下痢する等
重大・重篤な副作用
重大・重篤レベルの副作用は、特に想定されておりません。
その他の副作用
その他の副作用は、特に想定されておりません。
シナールについて
本剤は、複数のビタミンを配合した、複合ビタミン剤です。
ビタミンCや、パントテン酸(ビタミンB5)が、充足している状態で服用しても、余り効果は期待できません。
このお薬の服用に際して、禁忌や注意が必要な方は、いません。
主成分はビタミンなので、安全なお薬です。
また、併用禁忌となる薬剤や併用に際して注意が必要な薬剤もありません。
但し、安全だからと言って、効果が見られないまま、漫然と利用することは止めてください。