ハーボニーによる副作用

公開日:  最終更新日:2017/08/06

ハーボニーとは

ハーボニー(HARVONI)とは、C型慢性肝炎(1型)を治療するためのお薬です。

本剤の主成分は、レジパスビル・アセトン付加物(Ledipasvir Acetonate)と、ソホスブビル(Sofosbuvir)で、2つの成分の配合錠として提供されています。

因みに、ソホスブビルは、C型慢性肝炎(2型)の治療薬であるソバルディ(SOVALDI)の主成分です。

レジパスビルは、細胞の複製時に必要なたんぱく質の働きを阻害することで増殖を抑制する作用が期待されます。

また、ソホスブビルは、C型肝炎ウィルスのRNA連鎖に必要な酵素に直接作用することにより、増殖を阻害する作用が期待されます。

2つの異なる作用機序の働きにより、強力なウィルス増殖抑制作用が期待されます。

実際、治癒率も高く、C型慢性肝炎の標準的な治療方法となりつつあります。

適応症は以下の通りです。

・セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善

日本には、特にジェノタイプ1の難治性のC型肝炎が多くみられるため、このお薬による対応が今後増えると言われています。

本剤は、ギリアド・サイエンシズ株式会社により製造販売されています。

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主な副作用

ハーボニーの主な副作用を、症例の報告の多い順に記載すると、以下の通りです。

・そう痒症になる
・悪心がある
・口内炎ができる

重大・重篤な副作用

重大・重篤レベルの副作用は、特に報告・想定されていません。

その他の副作用

その他の副作用としては、以下の様な症状が報告・想定されています。

その他の副作用リスト
副作用の部位名称等 副作用の名称、症状
血液・リンパ系 貧血になる
神経系 頭痛がする
消化器 悪心がある、便秘になる、口内炎ができる、腹部不快感がある
皮膚及び皮下組織 そう痒症になる、発疹ができる
その他 疲労する
過量投与 過量投与による有害な作用は確認されていない

 

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ハーボニーについて

本剤は、ソバルディと共にC型慢性肝炎のお薬として開発された新しいタイプのお薬です。

その治癒率の高さと安全性の高さから、今後、広く利用されるお薬として期待されています。

持病やアレルギーのある方は事前に医師とご相談ください。

妊娠中の方、又は、授乳中の方は事前に医師にご相談ください。

以下の方は、基本的に禁忌なので、本剤の利用はできません。

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・重度の腎機能障害のある方(eGFR<30mL/分/1.73m2)
・透析を必要とする腎不全の方
・次の薬剤を利用中の方
  ・カルバマゼピン
  ・フェニトイン
  ・リファンピシン
  ・セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

以下の方は、このお薬を利用する際には注意が必要なので、医師とご相談ください。

・B型肝炎ウィルスに感染している方、又は、既往感染者の方
・高齢の方
・妊婦の方
・妊娠している可能性のある方
・授乳婦の方
・小児等

以下の薬剤等との併用は、基本的に禁忌です。ご利用されている方は、飲み合わせにつきまして医師とご相談ください。

・リファンピシン
  ・リファジン
・カルバマゼピン
  ・テグレトール
・フェニトイン
  ・アレビアチン
・セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

以下の薬剤等と併用する際には相互作用があり、効果が増減したり、副作用を増強したりする可能性があるため、注意が必要なので、飲み合わせにつきまして医師とご相談ください。

・制酸剤
  ・水酸化アルミニウム
  ・水酸化マグネシウム等
・H2受容体拮抗剤
  ・ファモチジン等
・プロトンポンプ阻害剤
  ・オメプラゾール等
・アミオダロン
・ジゴキシン
・リファブチン
・フェノバルビタール
・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を含有する製剤
・ロスバスタチン

 

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