アマリールによる副作用

公開日:  最終更新日:2017/08/08

アマリールとは

アマリール(Amaryl)とは、血糖値を下げるための糖尿病のお薬です。血糖降下薬と呼ばれています。

通常、インスリンが不足したり機能が低下すると、血糖値が上がり、糖尿病になります。

糖尿病が進行すると、神経障害により手足が痺れたり、目の病気である網膜症になったり、腎臓病等の合併症を発現します。

本剤の主成分は、グリメピリド(Glimepiride)で、膵臓にあるβ細胞を刺激することによりインスリンの分泌を促す作用が期待されます。

また、肝臓、筋肉、脂肪組織等のインスリン感受性を高める作用も確認されており、その相乗効果により血糖値を低下させる効果が期待されます。

適応症は以下の通りです。

・2型糖尿病
 (但し食事療法や運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る)

ケースによっては、薬の効きすぎによる副作用として低血糖がみられる場合があります。速やかに甘いもの(ブドウ糖)を補給できる様、準備しておくと良いでしょう。

本剤は、サノフィ株式会社により製造販売されています。

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主な副作用

アマリールの主な副作用を、症例の報告の多い順に記載すると、以下の通りです。

・低血糖症になる
・肝機能障害がみられる
・γ‐GTP値が上昇する
・LDH値が上昇する
・ALT(GPT)値が上昇する
・嘔気がみられる
・AST(GOT)値が上昇する
・Al‐P値が上昇する
・BUN値が上昇する
・血清カリウム値が上昇する
・下痢する
・白血球が減少する
・胃不快感がある
・眩暈(めまい)がする

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重大・重篤な副作用

重大・重篤レベルの副作用としては、次の表の症状が想定されます。

重大・重篤レベル副作用リスト
副作用の名称 想定される症状等
低血糖(低血糖症) 脱力感がある、冷や汗がでる、急激な空腹感がある、悪寒がする、動悸がする、手の震えがある、頭痛がする、集中力が低下する、痙攣(けいれん)をおこす、振戦がみられる、知覚異常がみられる、不安がある、興奮する、神経過敏になる、精神障害がみられる、意識障害がみられる、低血糖性昏睡に至る場合がある等
無顆粒球症 発熱する、咽頭痛がある、倦怠感がある、口内炎ができる等
汎血球減少 全身がだるい、階段等を上る際に息切れする、動悸がする、頭重がみられる、頭痛がする、眩暈(めまい)がする、鼻血がでる、耳鳴りがする、皮下出血がみられる、歯茎の出血がみられる等
血小板減少(血小板減少症) 手足に赤い点(点状出血)ができる、あざができる、鼻血がでる、歯茎の出血がみられる等、死亡例あり
溶血性貧血 赤い尿がでる、皮膚や白目が黄色くなる、発熱する、貧血になる等
肝機能障害 倦怠感の増大がみられる、食欲が低下する、呼吸困難になる、吐き気がする、常に眠い状態、黄疸がみられる、AST(GOT)値が上昇する、ALT(GPT)値が上昇する、γ-GTP値が上昇する、総ビリルビン値が上昇する、劇症肝炎になる等
黄疸 嘔気がある、嘔吐する、食欲不振である、倦怠感がある、そう痒がある、皮膚や白目が黄色くなる、下痢する、全身の脱力感がある、38度~39度の発熱、ブツブツ状の発疹がでる等

 

類薬による重大・重篤レベルの副作用としては、次の表の症状が想定されます。

重大・重篤レベル副作用リスト
副作用の名称 想定される症状等
再生不良性貧血 発熱する、悪寒がある、手足に赤い点ができる(点状出血)、赤紫のあざができる、のどの痛みがある、鼻血がでる、歯茎から出血する、貧血症状がでる等

 
上記の表にある様な症状が現れた場合には、速やかに医師、又は薬剤師へ報告し、対応を相談してください。

重大・重篤な症状を伴う副作用は、通常滅多にあるものではありません。しかし、服用を開始した際の初期症状には、注意が必要です。

その他の副作用

その他の副作用としては、以下の様な症状が報告・想定されています。

その他の副作用リスト
副作用の部位名称等 副作用の名称、症状
血液 白血球が減少する、貧血になる
肝臓 AST(GOT)値が上昇する、ALT(GPT)値が上昇する、Al‐P値が上昇する、LDH値が上昇する、γ‐GTP値が上昇する
腎臓 BUN値が上昇する
消化器 便秘になる、腹部膨満感がある、腹痛になる、嘔気がする、嘔吐する、心窩部痛がある、下痢する
過敏症 光線過敏症になる、そう痒感がある、発疹ができる等
精神神経系 頭痛がする、眩暈(めまい)がする
その他 味覚異常になる、CK(CPK)値が上昇する、浮腫ができる、脱毛がみられる、一過性視力障害がみられる、血清カリウム値が上昇する・ナトリウム値が低下する等の電解質異常がみられる、けん怠感がある
過量投与 低血糖が発現する場合がある

 

アマリールについて

本剤は、2000年に販売開始されたスルホニルウレア系経口血糖降下剤です。

持病やアレルギーのある方は事前に医師とご相談ください。

症状等により、用量や用法が異なりますので、医師の指示に従って服用してください。

低血糖に伴う眩暈(めまい)やフラツキが発現する場合がありますので、車の運転や危険を伴う作業等は控えてください

本剤の影響で食欲が旺盛になり、体重が増加する場合がありますが、これは逆効果になります。

そのため、服用を開始した場合、必ず食事療法や運動療法も同時に継続して行う必要があります。

以下の方は、基本的に禁忌なので、本剤の利用はできません。

・重症ケトーシスの方
・糖尿病性昏睡又は前昏睡の方
・インスリン依存型糖尿病(若年型糖尿病、ブリットル型糖尿病等)の方
・重篤な肝機能障害のある方
・重篤な腎機能障害のある方
・重症感染症のある方
・手術前後の方
・重篤な外傷のある方
・下痢や嘔吐等の胃腸障害のある方
・妊婦の方
・妊娠している可能性のある方
・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・スルホンアミド系薬剤に対し過敏症のある方

以下の方は、このお薬を利用する際には注意が必要なので、医師とご相談ください。

・肝機能障害のある方
・腎機能障害のある方
・脳下垂体機能不全の方
・副腎機能不全の方
・栄養不良状態の方
・飢餓状態の方
・不規則な食事摂取の方
・食事摂取量の不足している方
・衰弱状態の方
・激しい筋肉運動をしている方
・過度のアルコール摂取をしている方
・高齢の方
・授乳婦の方
・小児等
・血糖降下作用を増強する薬剤との併用をする方

以下の薬剤等と併用する際には相互作用があり、効果が増減したり、副作用を増強したりする可能性があるため、注意が必要なので、飲み合わせにつきまして医師とご相談ください。

・インスリン製剤
  ・ヒトインスリン等
・ビグアナイド系薬剤
  ・メトホルミン塩酸塩
  ・ブホルミン塩酸塩
・チアゾリジン系薬剤
  ・ピオグリタゾン
・α‐グルコシダーゼ阻害剤
  ・アカルボース
  ・ボグリボース等
・DPP‐4阻害薬
  ・シタグリプチンリン酸塩水和物等
・GLP-1受容体作動薬
  ・リラグルチド等
・SGLT2阻害剤
  ・イプラグリフロジン L-プロリン
  ・トホグリフロジン水和物等
・プロベネシド
・クマリン系薬剤
  ・ワルファリンカリウム
・ピラゾロン系消炎剤
  ・ケトフェニルブタゾン
・サリチル酸剤
  ・アスピリン
  ・サザピリン等
・プロピオン酸系消炎剤
  ・ナプロキセン
  ・ロキソプロフェンナトリウム水和物等
・アリール酢酸系消炎剤
  ・アンフェナクナトリウム水和物
  ・ナブメトン等
・オキシカム系消炎剤
  ・テノキシカム
・β‐遮断剤
  ・プロプラノロール
  ・アテノロール
  ・ピンドロール等
・モノアミン酸化酵素阻害剤
・クラリスロマイシン
・サルファ剤
  ・スルファメトキサゾール等
・クロラムフェニコール
・テトラサイクリン系抗生物質
  ・テトラサイクリン塩酸塩
  ・ミノサイクリン塩酸塩等
・シプロフロキサシン
  ・レボフロキサシン水和物
・フィブラート系薬剤
  ・クロフィブラート
  ・ベザフィブラート等
・アゾール系抗真菌剤
  ・ミコナゾール
  ・フルコナゾール等
・シベンゾリンコハク酸塩
  ・ジソピラミド
  ・ピルメノール塩酸塩水和物
・アドレナリン
・副腎皮質ホルモン
  ・コルチゾン酢酸エステル
  ・ヒドロコルチゾン等
・甲状腺ホルモン
  ・レボチロキシンナトリウム水和物
  ・乾燥甲状腺等
・卵胞ホルモン
  ・エストラジオール安息香酸エステル
  ・エストリオール等
・利尿剤
  ・トリクロルメチアジド
  ・フロセミド等
・ピラジナミド
・イソニアジド
・リファンピシン
・ニコチン酸
・フェノチアジン系薬剤
  ・クロルプロマジン
  ・フルフェナジン等
・フェニトイン
・ブセレリン酢酸塩

 

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