セルニルトンによる副作用
セルニルトンとは
セルニルトン(Cernilton)とは、前立腺肥大の症状を緩和するお薬です。
前立腺が大きくなった場合、尿道を圧迫し尿の出が悪くなったりします。
本剤の主成分は、セルニチンポーレンエキス(Cernitin pollen extract)で、前立腺の炎症やむくみを取ることにより尿の出を良くします。
適応症は以下の通りです。
・慢性前立腺炎
・初期前立腺肥大症による次の諸症状
・排尿困難
・頻尿
・残尿及び残尿感
・排尿痛
・尿線細小
・会陰部不快感
但し、本剤は前立腺肥大に伴う症状を緩和するための対症療法薬です。
前立腺肥大症そのものを治療するお薬ではありません。
セルニルトンは、東菱薬品工業株式会社、扶桑薬品工業株式会社により製造販売されています。
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主な副作用
セルニルトンの主な副作用を、症例の報告の多い順に記載すると、以下の通りです。
・胃腸障害
・胃部不快感
・食欲不振等
重大・重篤な副作用
重大・重篤レベルの副作用は、特に報告されていません。
その他の副作用
その他の副作用としては、以下の様な症状が報告・想定されています。
副作用の部位名称等 | 副作用の名称、症状 |
---|---|
皮膚 | 発疹ができる、蕁麻疹(じんましん)等の過敏症状がでる |
消化器 | 嘔気がある、食欲不振になる、胃部不快感がある、便秘になる等 |
セルニルトンについて
このお薬は様々な植物の花粉で構成されています。
作用は、それほど強くありませんが、副作用も少なく長期間利用しても安心なお薬です。
持病やアレルギーのある方は、医師とご相談ください。