ズファジランによる副作用

公開日:  最終更新日:2017/08/10

ズファジランとは

ズファジラン(DUVADILAN)とは、流産や早産の防止や血行を良くするためのお薬です。

本剤の主成分は、イソクスプリン塩酸塩(Isoxsuprine Hydrochloride)で、以下の様な作用があります。

・子宮の筋肉の収縮を抑制し腹痛やお腹の張りを緩和します。
・末梢血管を拡げ、血の流れを良くします。

適応症は以下の通りです。

・下記に伴う随伴症状
  ・頭部外傷後遺症

・下記に伴う末梢循環障害
  ・ビュルガー病
  ・閉塞性動脈硬化症
  ・血栓性静脈炎
  ・静脈血栓症
  ・レイノー病及びレイノー症候群
  ・凍瘡
  ・凍傷
  ・特発性脱疽
  ・糖尿病による末梢血管障害

・子宮収縮の抑制
  ・切迫流産
  ・早産

・月経困難症

本剤は、第一三共株式会社により製造販売されています。

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主な副作用

ズファジランの主な副作用は、以下の通りです。

・動悸がする
・ほてりがある
・発汗する
・顔が赤くなる
・頭痛がする
・頭重感がある
・眩暈(めまい)がする
・指が震える

重大・重篤な副作用

重大・重篤レベルの副作用は、特に想定されていません。

その他の副作用

その他の副作用としては、以下の様な症状が報告・想定されています。

その他の副作用リスト
副作用の部位名称等 副作用の名称、症状
消化器 悪心がある、食欲不振になる、下痢する、胃痛がある、嘔吐する、口内炎ができる、舌炎ができる
循環器 心悸亢進がみられる、顔面潮紅がみれらる、血圧が低下する
精神神経系 頭痛がする、頭重感がある、眩暈(めまい)がする、眠気がする、倦怠感がある
皮膚 発汗する、発疹ができる等
その他 月経過多になる

 

ズファジランについて

持病やアレルギーのある方は事前に医師とご相談ください。

本剤では、特に禁忌は想定されておりません。

以下の方は、このお薬を利用する際には注意が必要なので、医師とご相談ください。

・心悸亢進のある方
・分娩直後の方
・脳出血のある方
・低血圧の方
・高齢の方
・妊婦の方
・妊娠している可能性のある方
・授乳婦の方

以下の薬剤等と併用する際には相互作用があり、効果が増減したり、副作用を増強したりする可能性があるため、注意が必要なので、飲み合わせにつきまして医師とご相談ください。

・β刺激薬
・β遮断薬

 

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