ユリーフによる副作用

公開日:  最終更新日:2017/08/11

ユリーフとは

ユリーフ(URIEF)とは、尿の出を良くするためのお薬です。

前立腺肥大症に伴う排尿障害を治療するために利用されます。

前立腺が大きくなり尿道を圧迫すると尿の出が悪くなります。

主成分のシロドシン(Silodosin)は、α遮断薬にカテゴライズされるお薬で、前立腺や尿道の平滑筋のα受容体をブロックすることにより、尿道を緩和させ、尿を出やすくします。

適応症は以下の通りです。

・前立腺肥大症に伴う排尿障害

但し、本剤は対症療法薬であり、前立腺肥大そのものを治療するものではありません。

本剤は、キッセイ薬品工業株式会社、第一三共株式会社により製造販売されています。

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主な副作用

ユリーフの主な副作用を、症例の報告の多い順に記載すると、以下の通りです。

・射精障害(逆行性射精等)になる
・口が渇く
・下痢する
・軟便になる
・立ちくらみがする
・鼻閉になる
・眩暈(めまい)がする
・ふらつく
・頭痛がする

また、臨床検査値の異常としては、主に以下のものがあります。

・トリグリセリド値が上昇する
・CRP値が上昇する
・ALT(GPT)値が上昇する
・AST(GOT)値が上昇する
・γ-GTP値が上昇する

本剤による副作用の中でも、特に射精障害は高い確率で発現していると報告されていますが、通常、本剤の服用を中止することにより、この副作用は消失します。

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重大・重篤な副作用

重大・重篤レベルの副作用としては、次の表の症状が想定されます。

重大・重篤レベル副作用リスト
副作用の名称 想定される症状等
失神
意識消失(意識喪失)
顔面が蒼白になる、めまいがする、立ちくらみがある、胸の痛みがある、動悸が高くなる、胸部に不快感がある等
肝機能障害 倦怠感が増大する、食欲が低下する、呼吸困難になる、吐き気がする、常に眠い状態、黄疸がでる、AST(GOT)値が上昇する、ALT(GPT)値が上昇する、γ-GTP値が上昇する、総ビリルビン値が上昇する等
黄疸 嘔気がある、嘔吐する、食欲不振になる、倦怠感がある、そう痒等がみられる、皮膚や白目が黄色くなる、下痢する、全身の脱力感がある、38度から39度の発熱がある、ブツブツ状の発疹ができる等

 
上記の表にある様な症状が現れた場合には、速やかに医師、又は薬剤師へ報告し、対応を相談してください。

重大・重篤な症状を伴う副作用は、通常滅多にあるものではありません。しかし、服用を開始した際の初期症状には、注意が必要です。

その他の副作用

その他の副作用としては、以下の様な症状が報告・想定されています。

その他の副作用リスト
副作用の部位名称等 副作用の名称、症状
泌尿・生殖器 射精障害(逆行性射精等)になる、インポテンスになる、尿失禁する
消化器 口内炎ができる、口が渇く、胃不快感がある、下痢する、軟便になる、便秘する、嘔吐する、嘔気がある、食欲不振になる、胃痛がある、腹痛になる、腹部膨満感がある、上腹部異和感がある、下腹部痛がある、胃潰瘍になる、胃炎になる、萎縮性胃炎になる、胸やけがする、胃もたれ感がある、十二指腸潰瘍になる、放屁が増加する、排便回数が増加する、残便感がある、肛門不快感がある
精神神経系 痺れ(しびれ)がある、眩暈(めまい)がする、立ちくらみがする、ふらつく、頭痛がする、肩こりがある、頭がボーとする感じになる、眠気がある、性欲が減退する、頭重感がある
呼吸器 鼻出血がある、鼻閉になる、鼻汁がでる、咳がでる
循環器 心房細動がみられる、動悸がする、頻脈になる、不整脈がみられる、上室性期外収縮がみられる、起立性低血圧になる、血圧が低下する、血圧が上昇する
過敏症 顔面腫脹がみられる、眼瞼浮腫ができる、口唇腫脹がみられる、下腫脹がみられる、咽頭浮腫ができる、発疹がでる、皮疹ができる、湿疹ができる、蕁麻疹(じんましん)がでる、そう痒感がある
術中虹彩緊張低下症候群(IFIS)になる、かすみ目になる、眼の充血がみられる、目のかゆみがある、結膜出血がみられる
肝臓 AST(GOT)値が上昇する、ALT(GPT)値が上昇する、γ-GTP値が上昇する、総ビリルビン値が上昇する、Al-P値が上昇する、LDH値が上昇する
腎臓 BUN値が上昇する、クレアチニン値が上昇する
血液 白血球数が減少する、赤血球数が減少する、血色素量が減少する、ヘマトクリット値が減少する、白血球数が増多する、血小板数が減少する
その他 浮腫ができる、女性化乳房がみられる、トリグリセリド値が上昇する、けん怠感がある、CRP値が上昇する、総コレステロール値が上昇する、尿糖値が上昇する、尿沈さ値が上昇する、顔のほてりがある、耳鳴がする、苦味がある、胸痛がある、腰痛がある、下肢脱力感がある、発汗する、ほてりがある、気分不良がみられる、血清カリウム値が上昇する、総蛋白が低下する、前立腺特異抗原増加がみられる、尿酸上昇がみられる、尿蛋白上昇がみられる

 

ユリーフについて

持病やアレルギーのある方は、事前に医師とご相談ください。

降圧剤等と併用する際には、相互作用に伴い血圧が下がり過ぎたりする場合があります。

立ち眩み等を起こす場合があるため、車の運転や危険を伴う作業等は控えてください。

以下の方は、基本的に禁忌なので、本剤の利用はできません。

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方

以下の方は、このお薬を利用する際には注意が必要なので、医師とご相談ください。

・起立性低血圧のある方
・肝機能障害のある方
・腎機能障害のある方
・ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤を服用している方

以下の薬剤等と併用する際には相互作用があり、効果が増減したり、副作用を増強したりする可能性があるため、注意が必要なので、医師とご相談ください。

・降圧剤
・アゾール系抗真菌剤
  ・イトラコナゾール等
・ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤
  ・シルデナフィルクエン酸塩
  ・バルデナフィル塩酸塩水和物等

 

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